滋賀県で家族向けの遊び場を探しているなら、琵琶湖博物館がオススメです。
夏休みなどに家族で出かけるのに最適な場所で、琵琶湖の歴史や文化を学べるだけでなく、水生生物との触れ合いも楽しめて、子供たちの好奇心を刺激しながら楽しい一日が過ごせます。
この記事では、琵琶湖博物館を最大限に楽しむためのポイントや、子供連れでも安心な設備についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
琵琶湖博物館は琵琶湖の歴史や文化を楽しく学べる博物館
画像引用:琵琶湖博物館 公式サイト
琵琶湖博物館は滋賀県草津市に位置し、琵琶湖にせり出した場所にあります。
秋には「イナズマロックフェス」が開催され、地元の学校では校外学習にも利用されています。
そんな琵琶湖博物館に行く前に、まずは以下の点について知っておきましょう。
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琵琶湖の歴史や文化を楽しく学べる
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琵琶湖の生き物たちを観察できる水族館もある
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体験型展示で湖の自然と触れ合える
琵琶湖の歴史や文化を楽しく学べる
琵琶湖博物館は、日本最古の湖の歴史を体験できる場所で、縄文時代から現代までの変化を学べます。
実物大の復元住居や漁具、圧巻の丸子船の展示があり、当時の暮らしを想像できます。
また、四季折々の琵琶湖の美しい風景を映し出した映像も楽しめ、まるで湖の中にいるような感覚が味わえるでしょう。
琵琶湖の生き物たちを観察できる水族館もある
琵琶湖博物館には水族館もあり、コイやフナ、ビワコオオナマズなど琵琶湖固有種の展示もされています。アザラシもいて、トンネル水槽では湖の中にいるような体験ができます。
保護増殖センターでは、レッドデータブック掲載種の学習もでき、自然との共生を考える場として大切な場所といえるでしょう。
体験型展示で湖の自然と触れ合える
琵琶湖博物館では、見るだけでなく触れる体験も豊富です。
屋外の樹冠トレイルやディスカバリールームで、生き物に触れたり発見したりできます。
子供から大人まで楽しめ、自然への興味を深めるのに最適な場所です。
琵琶湖博物館を家族で楽しむ3ステップ
琵琶湖博物館は大きな施設です。丸1日を使えば全ての施設を回れますが、年齢を重ねてくると辛いもの。そこで、家族で行く際は以下の点で進めてみましょう。より楽しめます。
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事前に行きたい展示をチェックしておく
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チケットを事前に購入しておく
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館内を効率よく回るためのポイントを知っておく
Step1.事前に行きたい展示をチェックしておく
琵琶湖博物館には多くの見どころがあり、事前に興味のある展示を調べると効率よく回れます。
特にディスカバリールームは人気で、事前計画が重要です。
小さな子供がいる場合は、興味を引く展示を話し合い、行きたい展示をリストアップすると良いでしょう。
Step2.チケットを事前に購入しておく
土日祝日の琵琶湖博物館は混雑するため、チケットは事前に購入するのが便利です。
オンラインチケットを使えば、当日の窓口での並びが不要です。
ただし、高齢者や身体障害者向けの割引を利用する場合は、窓口での購入が必要です。
Step3.館内を効率よく回るためのポイントを知っておく
琵琶湖博物館は広大で展示が豊富なため、事前にフロアマップを活用して効率よく回る計画を立てると良いでしょう。
公式HPにマップが掲載されているので、休憩スペースやレストランの確認も忘れずに。
琵琶湖博物館で家族が楽しめる6つのポイント
琵琶湖博物館は、家族で行くと楽しい場所がたくさんあります。中でも以下の6つのポイントは、琵琶湖博物館ならではです。
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琵琶湖の生き物たちと触れ合える
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珍しい淡水の生き物にも会える
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体験型展示で湖の自然を体感できる
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琵琶湖の歴史と文化を学べる
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子供の好奇心を刺激する体験が多い
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琵琶湖の景色を堪能できる
琵琶湖の生き物たちと触れ合える
琵琶湖博物館の水族展示室では、淡水の生き物やアザラシが展示されています。
琵琶湖固有の生物も多く、じっくり観察したり珍しい魚を見つけたりできます。多様な自然と触れ合える場です。
珍しい淡水の生き物にも会える
琵琶湖博物館では、日本最大の淡水湖である琵琶湖に生息する1700種以上の生き物に触れられます。
コイやフナに加え、ビワコオオナマズやワタカなども見られます。
また、外来種について学ぶことができ、特にブラックバスによる自然環境破壊についての理解を深めることができるため、子供たちが自然への配慮を学ぶのに役立ちます。
体験型展示で湖の自然を体感できる
琵琶湖博物館では、五感を使って自然を体験できる展示が豊富です。
水に触れたり、本物の化石に触れたり、動物の音の仕組みを聞いたりすることで、自然への興味を深められます。
琵琶湖の歴史と文化を学べる
琵琶湖博物館では、約400万年の琵琶湖の歴史や文化を学べる展示が豊富です。
昔の漁具や丸子船の模型、縄文時代の暮らしの体験、ARでの風景再現などがあります。
ゾウの化石なども展示され、琵琶湖のロマン溢れる歴史に触れることができます。
子供の好奇心を刺激する体験が多い
琵琶湖博物館は、子供たちの「なぜ?」に応える展示が豊富です。
例えば、琵琶湖の底や魚の多様性について学べます。
2024年7月20日から11月24日まで、「湖底探検-水中の草原を追う-」が開催され、水草に焦点を当てた展示が楽しめます。
好奇心を刺激する体験が豊富な博物館です。
琵琶湖の景色を堪能できる
琵琶湖博物館からは雄大な琵琶湖の景色が楽しめます。
屋外展望からの眺めや樹冠トレイル、ホワイトビーチでの散策もおすすめです。お弁当を持参してピクニックを楽しむのも良いでしょう。博物館を出ると、自然を満喫できるのも魅力の一つです。
琵琶湖博物館は子供連れでも安心の設備が多い
画像引用:琵琶湖博物館 公式サイト
琵琶湖博物館は、子供連れを歓迎している博物館です。特に家族で行く場合、以下の点が非常に嬉しいポイントといえるでしょう。
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おむつ替え台と授乳室がある
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ベビーカーでの移動が可能
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年パスを買うとお得に利用できる
おむつ替え台と授乳室がある
琵琶湖博物館には、赤ちゃんスペースが充実しており、各女子トイレにはおむつ替え台、授乳室はゲート右側のトイレ近くにあります。おむつは持ち帰りのため、おむつ入れ袋が必要です。
ベビーカーでの移動が可能
琵琶湖博物館はバリアフリー設計で、ベビーカーでもスムーズに移動可能です。
広い館内とエレベーターで快適に各階を移動でき、ベビーカー置き場もあります。
年パスを買うとお得に利用できる
琵琶湖博物館の年間パスポートは、1年間何度でも入館でき、料金は2回分と同じで、3回以上行くならお得です。
また、毎月第三日曜日の「家族ふれあいデー」と毎週土曜日の「体験学習の日」には、滋賀県在住者が常設展示を無料で楽しめます。
琵琶湖博物館に行って家族みんなの思い出を作ろう
琵琶湖博物館は、約400万年ある琵琶湖の歴史を追体験できる博物館です。琵琶湖周辺の暮らしはもちろん、水族館まで幅広く展示されています。家族で来れば、1日楽しめるでしょう。
滋賀県は自然の多い地域です。子供たちが自然と触れ合い、学ぶ場所として最適ともいえます。楽しみながら学んで、家族みんなの思い出を作っていきましょう。